2014.12.24
 

フルバックアップについて

Question

AS/400(IBM i,Power i)のフルバックアップを定期的にとったほうが良いと聞きます。年末年始の休業中にためしにとってみようかと思うのですが、とり方がわかりません。また、お恥ずかしながら、そもそもフルバックアップとは何なのかよくわかっておりません。毎日必要なライブラリは保管しているのですが、それをフルバックアップテープとして使うことはできないのでしょうか。

Answer

フルバックアップとは、普段お客様が閲覧・更新されるDB以外にも、OS部分も含めて丸ごと保管するバックアップのことを指します。ライブラリのみの保管ではユーザーデータの一部分しかないため、フルバックアップとは言えません。
ハード障害などの影響で、マシン内のデータをOSから入れなおす必要に迫られた際に、毎年取得しているフルバックアップテープがあると大変便利です。更新されたユーザーの情報や修正パッチ等々の情報もすべてテープに保管されますので、OS関連の情報の再設定や、必要ライセンスや修正パッチの追加導入の必要がなく、回復作業やその後の確認テストの時間を大幅に短縮することができます。年に1~2回定期で取得し、さらに、大きな修正(累積PTF等)を適用する作業の前後にも取得することをお奨めします。
フルバックアップの取得方法については、まず、前提としてコンソールからの操作が必須となります。テープをセットし、コンソールから、WRKACTJOB等で業務のバッチや他ユーザーのサインオンが終了しているのを確認して、GO SAVE メニューの21を開きます。デフォルトの設定のままですと、時々プロンプトやメッセージが表示されますので、必要に応じてパラメータを変更します。装置が、テープの入っているテープ装置であることを確認し、実行を押してください。再起動はありませんが、フルバックアップが終わるまでの間、OSのあらゆる機能は停止し、コンソール以外からの接続・操作はできなくなります。
日次バックアップと比べて非常に時間がかかりますので、十分な時間をとって行ってください。また、初めて行う方は、念のため、トラブルが起こった場合の連絡先も確認した上で行うと良いでしょう。
AS/400(IBM i,Power i)は非常に堅牢なサーバのため、会社で長く使われながらも、バックアップに対する知識があまりないまま運用されているお客様もいらっしゃいます。この機会にKnowledgeCenter等で情報を確認して見てはいかがでしょうか。

システムのバックアップPDF URL(IBM KnowledgeCenter V7R2)
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/ssw_ibm_i_72/
rzaiu/rzaiuprintablepdf.htm?lang=ja

GO SAVE 21でどのようなコマンドが実行されるか(IBM KnowledgeCenter  V7R2)
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/ssw_ibm_i_72/
rzaiu/rzaiurzaiu267.htm?lang=ja

フルバックアップを無人で開始する方法(e-bellnet 2014年7月掲載記事)
https://www.e-bellnet.com/category/hint/1407/1407-4.html

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