2016.09.08
 

AS/400(IBM i)のクリーンアップとは何ですか

Question

AS/400(IBM i)のクリーンアップとは何ですか。動かすとAS/400のディスク容量を減らすことができるものでしょうか。やってみたいと思うのですが、負荷は高いですか。

Answer

クリーンアップは、お客様が意識して実施するものではなく、マシン上で自動で日常的に実施されているものです。CHGCLNUPでF4を押してコマンドプロンプトを確認してください。「毎日のクリーンアップ開始時刻」パラメータにより、デフォルトでは毎日22時に実行されるよう設定されています。ジョブログや、メッセージ、システムのジャーナルレシーバ等の保持期間が設定されており、22時になると、保持期間を超えたものは自動で削除されるようになっています。ログ保存のため日数を長めに変更するお客様や、ディスク容量を少しでも減らすために短く設定する(エラーが起こった時にさかのぼって確認できる期間が短くなるため推奨はされません)お客様がいらっしゃいます。
クリーンアップはメッセージやログの定期的な削除以外にも重要な役割があります。それは、スケジュールとの関連性です。ユーザーが利用するジョブスケジュールや電源スケジュールは、ジョブQSYSSCDが管理しています。このジョブがQCTLサブシステムまたはQBASEサブシステムに存在していないと、あらゆるスケジュールは動かないのですが、実はこのジョブはCHGCLNUPのパラメータ「クリーンアップ可能」が*YESになっていないと、開始できません。QSYSSCDがなんらかの理由で終了してしまった場合は、CHGCLNUPの「クリーンアップ可能」が*YESであることを確認した上で、STRCLNUPを実行することで再開始されます。STRCLNUPというコマンド名のイメージから、即クリーンアップが開始され、一時的にログ削除など負荷がかかるイメージが有りますが、デフォルトのパラメータオプション*SCHEDでは、CHGCLNUPの「毎日のクリーンアップ開始時刻」に書かれている時刻通りに開始するよう動くため、即時クリーンアップが始まるということはなく、ジョブQSYSSCDだけが開始されます。
負荷についてですが、日々のログやメッセージ、システムのジャーナルレシーバの削除を行うため、マシンで一日に実行されるジョブが多ければ多いほど結果的に削除の量は多くなり、負荷も高まります。とは言え、現在メーカーがサポート中のバージョンに対応したマシンモデルであればスペックが十分に高いので、夜間バッチへの影響を考慮しなければならないほど負荷がかかるケースはほとんど聞かれません。

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