2017.4.07
 

IBM i Access Client Solutions(ACS)の印刷機能に対する対応状況

Question

Windows10へのPC入れ替えにあたり、IBM i Access for Windows(クライアントアクセス)から、IBM i Access Client Solutions(ACS)に切り替えを考えています。ACSの印刷機能がなかなか改善しないという噂ですが本当ですか。改善計画はあるのでしょうか。改善要望は出ているのでしょうか。

Answer

IBM i Access Client Solutions(ACS)の印刷機能は、最新の2017年1月のFixまでに多くの部分が改善しています。

多くのお客様がお使いのPDT印刷について設定値に関するバグ、マイグレーション機能のバグ等が修正・改善されています。

ただ一つ大きな問題があるのは、同じく多くのお客様がお使いの、「プリンターセッションにプリンタードライバのみを指定し、他は何も設定せずに印刷する」という方法がACSでは2017年4月現在「仕様として」サポートされていないという点です。

上記の方法は、Windowsプリンタードライバを利用した、Microsoft独自のGDI印刷機能を利用したもので、現在のACSではこのGDI印刷を使ったダブルバイトや罫線の印刷を正常に行うことができません。

その代わりに、ACSにはJava印刷という選択肢があります。プリンタードライバの指定とあわせて、下部のキャプチャのような設定をすると印刷ができ、「ページ設定」のボタンからフォントや余白の調整は可能です。しかし、調整してもGDI印刷と同じ見た目にはできないという声があります(お客様の印刷されているスプールファイルによっては「これで業務利用に支障ない」という場合もありますので、是非一度お試しください)。

現状では、IBM Personal Communications(PCOMM)V12がWindows10対応かつGDI印刷に対応しているため、プリンターセッションを持つ数台のPCだけ限定してPCOMMに変更するという手段をとられているお客様もいます。

この問題に関して、現在IBMの公式のリクエストサイトにおいて、お客様の声を受け、GDI印刷への対応要望が出されています。このサイトはIBM IDを持つユーザーが閲覧・投票をすることが可能で、実際に要望の内容がFixとしてリリースされるまで投票を受け付ける形式になっています。タブからコメントも可能です。投票数によって優先度が上がるのではないかと予想されます。ACSをダウンロードするにあたってIBM IDを登録したお客様もいらっしゃると思います。投票方法を添付いたしますので、もしご興味があれば、投票をおこなってみてはいかがでしょうか。

投票方法はこちらを参照

Java印刷設定

ヒント01

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