2015.03.25
Joe Hertvik 著

IBM i 管理者は何をするべきか パート 2

先月は、ショップがいまだ IBM i 管理者を必要としている理由についてお話しし、経験の少ない管理者向けに最適なタスクのチェックリストの説明を始めました。私のチェックリストでは、レベルの低い管理者に容易に任せることができる職務を紹介し、組織の為になる、より経験のある担当者にプロジェクトを自由に完成させるようにしました。今日は、IBM i 管理者のチェックリストの説明を最後までしたいと思います。

チェックリストの続き

先月お話ししたように、IBM i システム管理者に容易に任せることができる職務の初心者用リストは次のとおりです。

  1. IBM i ユーザー・プロビジョニング
  2. システム監査
  3. ソフトウェアのセットアップと継続的なソフトウェア・データベース保守
  4. バックアップおよびメディア処理
  5. 付属装置の構成、保守、修理
  6. IBM i 運用ヘルプ・デスク
  7. 必要に応じた IBM i レポートおよびフォームの印刷
  8. 組織固有のその他の項目

前号では、項目 1 から 3 までお話ししました。今週は項目 4 から 8 を説明し、経験のある担当者が業務関連のプロジェクトに取り組みながら、それらの項目がショップの運営にどのように役立つかを見てゆきましょう。

= リスト、パート 2 =

4. バックアップおよびメディア処理
いったんバックアップ手順が作成されれば、IBM i 管理者は、次のようなシステムのバックアップに関連したすべてのタスクを簡単に処理できます。

  • 特定の保管のためのバックアップ・メディアのラベル付け
  • 必要な場合、メディアのロードおよび初期化
  • メディアのアンロードおよびカタログ化
  • 監査のためのバックアップ結果の記録
  • メディア管理ベンダーとのオフサイト施設でのメディアの保管および取得 (必要な場合)

5. 付属装置の構成、保守、修理
リモート・ウェアハウスや支店など多数の異なるロケーションで、さまざまなデバイスで、IBM i サーバーと通信する必要があります。これら付属装置として、スキャナー、高速プリンター、ラベル・プリンター、シン・クライアント、ダム端末があります。マネージャーは、付属装置の修理に保守契約を設定する必要がありますが、IBM i システム管理者は、この装置のトラブルシューティングを容易に処理し、オフサイトでの修理および交換を手配できます。

6. IBM i 運用ヘルプ・デスク
システム管理者は、ユーザーが IBM i パーティションへの接続で問題を抱えている場合の防御の最前線であると言えます。管理者が実施できるヘルプ・デスク機能として次のものがあります。

  1. パスワードのリセット
  2. プロファイルおよびデバイスの再有効化
  3. データ・ダウンロードのトラブルシューティング
  4. 接続の問題への取り組み
  5. レベル 1 IBM i アプリケーション・サポートおよびレベル 2 アプリ担当へのエスカレーション
  6. デバイス/IBM i 間の設置および構成のヘルプ

多くの組織で、自然と IBM i 管理者にヘルプ・デスクの作業をさせ、IBM i および他のネットワーク接続デバイスの仕事を処理させています。彼らはヘルプ・デスク機能のサブセットとして活用され、IBM i および他のデバイスの問題を解決します。私が働いたことのあるショップでは、サービス・デスク担当は PC および他のデバイス、ネットワーク接続、および IBM i 接続に対応しています。

7. 必要に応じた IBM i レポートおよびフォームの印刷
ユーザーおよび顧客への電子フォーム配信は一般的ですが、あらゆるショップがすべてのフォームをデジタル化しているわけではありません。この場合、一部のショップでは、いまだに送り状、顧客とのやり取り、特殊フォームなどを印刷して配布しなければならない場合があります。これは IBM i 管理者にピッタリの職務です。

8. 組織固有のその他の項目
このリストは極めて包括的ですが、短期プロジェクトまたは永続的な職務について日々のサービスが必要な、特殊な状況が必ず発生します。これは、高レベルの IBM i マネージャーまたはエンジニアに処理させるのではなく、管理者に割り当てることができます。

重要なことがもう一つ

IBM i システムがある限り、IBM i 管理者が日々の問題を処理しながら、より経験のある担当者がプロジェクト作業を扱い、新しい可能性を提供する必要性が常に存在します。これらは、優秀な IBM i 管理者により処理できるタスクの一部に過ぎません。これはあくまで初心者用チェックリストであり、組み立てて、計画および人員配置の要件に使用できることを忘れないでください。

私の最後のコラムです、ひとまずさようなら

今日の記事がしばらくの間、私にとって最後の Admin Alert コラムとなります。IT Jungle を離れて、自分のコンテンツ戦略ビジネスを追求します。12 年間このコラムを執筆してきたことに感謝し、Tim Prickett Morgan、Dan Burger、Ted Holt、Jenny Thomas、Alex Woodie、また IT Jungle のその他素晴らしいプロたちと仕事ができたことを誇りに思っています。

私は、2001 年に IT Jungle 協会がミッドレンジ・サーバーで産声を上げたときの創立メンバーで、ミッドレンジ・コンピューティングの早すぎる終結の後、何もすることがなくなったときに Tim の部隊とこのシリーズを開始しました。ですから、これはちょっと、家を離れるような感じがしています。Tim と会社の素晴らしい仕事に感謝します。

また、2001 年から私が執筆してきた何百というコラム (どこまで数えたからわからなくなりましたが) を読んでくださった読者の皆様にも感謝したいと思います。皆様のために執筆を続けてこられたことは私の喜びであり、これらのコラムが IBM i ショップのより良い管理に役立てば幸いです。フォードバック、質問、サポート、素晴らしいメールなどありがとうございました。このコラムが書けなくなるのは寂しい気がします。

では、ひとまずさようなら。そして皆様に神の加護があらんことを!

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